クリスチャン・ディオール (Christian Dior)

ノルマンディー地方マンシュ県グランヴィル（フランス）で実業家の家に生まれる。

パリ政治学院に入学。両親の希望もあり外交官を目指していたが、在学中に芸術への興味を持つ。

小さなアートギャラリーを始めるも、財政的な問題により２年で閉鎖する。

ロベール・ピゲの店に入り、ファッションの世界に足を踏み入れた。

リュシアン・ルロンのファッションハウスでデザイナーに就く。ピエール・バルマンとともに主要デザイナーの１人となった。

木綿王マルセル・ブサックに才能を認められ、マルセル・ブサックの援助で独立。自身のブティックを持つ。

パリコレクションにデビュー。ペチコートで膨らませた曲線、ゆったりした肩に絞ったウエスト、くるぶしまであるロングスカートなどの優美なスタイル「8ライン　別名コロール（花冠）ライン」を発表。ハーパース・バザー（HARPER'S BAZAAR）の編集長カーメル・スノウが「これはまさにニュー・ルックね」と言ったことからディオールのコレクションはニュールックと呼ばれるようになった。その後もラインというテーマに沿った作品を発表し続け、世界のモード界をリードした。

「ジグザグ・ライン」を発表。
香水部門の会社「パルファン・クリスチャン・ディオール｣を設立。アメリカでライセンス生産を開始。

「パーティカル・ライン」を発表。

「オーバル・ライン」を発表。

「シニュアス・ライン」を発表。

「チューリップ・ライン」を発表。

「Hライン」を発表。

「Aライン」を発表。

「アロー・ライン」を発表。

心臓麻痺のため５２歳の若さで急逝。