イヴ・サンローラン (Yves Saint Laurent)

アルジェリア（フランス領）オランに生まれる。

１７歳でパリのChambre Syndicale de la Haute Coutureファッションデザイン学校に入学した。IWS(国際羊毛事務局)主催のデザインコンクールでは、カクテルドレスを発表しドレス部門の最優秀賞を受賞。このときシャネルのデザイナーであるカール・ラガーフェルドも作品発表している。

IWSコンクールでの入賞がきっかけとなり、クリスチャンディオール (Christian Dior)のアシスタントとなる。

クリスチャン・ディオール (Christian Dior)が死去。その後ディオールの遺志により、２１歳の若さで後継主任デザイナーに就任。

ディオール死後、パリでの初コレクションで「トラペーズライン」を発表し、高く評価される。

アルジェリア独立戦争のためフランス軍に徴兵されたことがきっかけとなり、ディオールを去る。

ピエール・ベルジェと共に、自身の名を冠したブランドイヴサンローラン (Yves Saint Laurent)を発表。以後モンドリアンルックなど、６０年代を代表する新しいエレガンスをのスタイルを発表した。

プレタポルテライン「イヴ・サンローラン・リヴ・ゴーシュ（Yves Saint Laurent rive gauche）」のブティックをパリにオープン。６０年代後半には、スモーキンタキシード、サファリルック、ミリタリールック、パンタロンスーツなどを発表。

レジヨン・ドヌール勲章を受勲。

ファッションブランドとしては初めてパリ証券取引所で株式を公開。

デ・ドール賞を受賞。

メンズライン「イヴ・サンローラン・リヴ・ゴーシュ　オム（Yves Saint Laurent rive gauche homme）」のアーティスティックディレクターにエディ・スリマン (Hedi Slimane)が就任。

ジーンズライン「サンローラン（SAINT LAURENT JEANS）」を発表。エディスリマンがデザインを担当した。

アルベール・エルバス（Alber ELBAZ）がイヴ・サンローラン・リヴ・ゴーシュのデザイナーに就任。
イヴサンローラン社がグッチ (Gucci)グループに買収される。

イヴ・サンローラン・リヴ・ゴーシュのデザイナーにトム・フォード (Tom Ford)が就任。

パリオートクチュール・コレクションを最後に引退。オートクチュール部門は後継を取らず、そのまま閉鎖された。

ニコラ・サルコジ フランス大統領からレジオン・ドヌールオフィシエ級を授勲。

享年７１歳。